【大麻の離脱症状】原因・種類・タイムライン・危険性・対策まとめ

一定期間薬物を摂取して止めると、人は普通、不快な感覚を伴う離脱症状を経験します。

それは大麻でも同じで様々な離脱症状が起こります。

今回は、大麻の離脱症状の種類やタイムライン、危険と原因、そして対策についてまとめました。

原因

一般的に「離脱症状」とは、薬物を一定期間摂取した後、摂取を止めた場合に起きる、肉体的、感情的、精神的にネガティブな症状です。

大麻成分の中で、人が依存する主な物質はTHCです。THCは精神に作用する、いわゆる「ハイ」を引き起こす物質です。

大麻を一定期間摂取すると、脳がTHCを定期的に受け取るのが通常になります。

この状態で大麻を止めると、脳が新しい状況に合わせようとします。

その時に不快な症状=離脱症状が発生します。

種類

どのような離脱症状が発生するかは薬物により違い、大麻の離脱症状には以下が含まれます。

  • 食欲減退
  • 情緒不安定・落ち着きの無さ
  • 不安や緊張の高まり
  • 短気・かんしゃく・攻撃性の高まり
  • 睡眠障害(不眠症含む)
  • 鮮やかで不快な夢・悪夢
  • 頭痛
  • 集中力低下
  • 大麻の渇望
  • 発汗
  • 寒気
  • 活力の低下
  • うつ症状
  • 不快感
  • インフルエンザのような症状

この中でも、摂取をストップしてから24~72時間以内に発生する可能性が高いのは、大麻の渇望、不安、うつ、睡眠関係の問題、頭痛です。

症状の強さはマイルドから強めの範囲があり、どの症状がどれぐらいの強さになるかは様々な要因によります。

要因には、例えば個人の状態や遺伝的な特徴、摂取物(大麻成分の濃度)、摂取頻度や摂取期間があります。

大麻成分の濃度が低い場合や摂取頻度が頻繁でない場合は、止めても離脱症状が起こらない、または軽度な傾向にあります。

逆に、摂取量・頻度が多い・期間が長い場合は離脱症状が長く、激しくなる傾向にあります。

一般的には、大麻の離脱症状は、ヘロインやアルコールなどの他の薬物に比べて激しくならない傾向があります。

また、身体的な症状は、精神的な症状に比べて弱く、ピークをより早く迎え、より素早く無くなります。

タイムライン

大麻の離脱症状にはタイムラインがあり、こちらの研究では一般的なケースが以下のように説明されています。


症状の発生:大麻を止めてから一週間以内に症状が発生します。

ピーク:離脱症状は、大麻を止めてから10日以内にピークを迎えます。

症状の緩和:ピークの後、10〜20日の期間に渡って症状が緩和していきます。


つまり、一般的には30日以内には症状を感じなくなります。

しかし、個人によっては、数ヶ月から、長い場合は数年に渡って症状を感じ続ける場合もあります。

また、離脱症状は大麻の摂取を再開するとすぐに無くなります。

これは、ダンジャ・禁麻しているユーザーが大麻を再開してしまう原因になっています。

危険性

大麻の離脱症状自体には命の危険はありません。

しかし、人によっては離脱症状が引き起こすうつ症状やストレスによって、自殺願望が芽生える可能性はゼロではありません。

また、強い離脱症状がある場合、肉体・精神が最善の状態でないため、事故に合う確率が上がる可能性もあります。

対策

現在、アメリカでも、離脱症状を解決する認可された薬は見つかっていません。

患者にできるベストは離脱症状を和らげることで、それは健康的な生活を心掛けることと大麻のことを出来るだけ考えないことです。

健康的な生活の面でできることは、具体的には

  • 十分な水分補給
  • 野菜を中心とした健康的な食事
  • 適度なエクササイズ・運動
  • 過度なストレスを避ける
  • 瞑想

などがあります。

大麻のことを出来るだけ考えない方法としては、趣味などで活発に活動したりすることが効果的です。

また可能であるならば、家族や友人にサポートを求める、精神科を受診することも助けになります。

まとめ

今回は大麻の離脱症状についてまとめました。

中毒性が低く、離脱症状が強くない、いわゆるソフトドラッグとして認識されている大麻ですが、それでも辛い症状を発生させます。

また、初めて離脱症状を経験する場合、自分では意外と気が付かず、周りにイライラしてしまったりと迷惑をかけることがあります。

正しい知識を得て、正しく対応できる方が増えたらいいですね。

参考サイト
verywellmind
americanaddictioncenters.org
healthline.com

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